帰省ラッシュの新幹線の中でウェブ進化論を読んだ。
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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グーグルやアマゾンは最終的には本の全文検索を企んでいるという。もちろん出版業界は猛反発。本の中身を立ち読みされては本が売れなくなってしまう、というのが彼らの論理。グーグルやアマゾンにとっては中身を検索できるようにすることによって今まで見向きもされなかった本が誰かの目に留まって売れれば儲かるじゃん、という論理。
どっかで聞いたことある論議だな、と思ったら、ネット上の音楽著作物についてJASRACが課金を始める(黙認状態だったのを取り締まる)と言いだした時に、僕ら個人のホームページで既成曲のアレンジもしくは耳コピした音楽データを公開していたネットユーザの間で交わされていた議論そのまんまなのだ。
「金は取ってないし、データを聞いた人がその曲に興味を持ってCD買うかもしれないじゃん」なんて論理が著作物管理に反発する人の一部からでてきていた。
僕らMIDIアレンジャーは、Web2.0を先取りしていたのか(嘘)