紫だちたる雲の細くたなびきたる blog

春はあけぼの(をかし)

暴力団排除条例の違和感

今日、会社で「暴力団排除条例」の掲示をみた。

最初の3つ、つまりは暴力団と取引してはいけないってのはわかるが、「暴力団と交際しない=>暴力団関係者とつきあうな」ってのには同意できない。
たとえば、暴力団員を親に持つ子供がいたとする。その子供と自分の子供が友達になったとする。当然親同士のつきあいが発生する。
それもダメなの?
それとも「○○ちゃんは親が暴力団だからつきあっちゃいけません」とでも言えと?
それってイジメの元じゃない?親の職業で子供が差別されるのではないかい?それは許されない事だと思う。
自分から積極的に暴力団関係者とおつきあいしようとは思わないけど、たとえば、危ないところを助けてもらった、とか、親切にしてもらった、とか、そういう行為に対してお礼をしたり、それがきっかけで人としておつきあいする分には何がいけないというのだろうか?
利益供与とか口利きで誰かを追い出したりとか脅したりとか、そういうのはもちろんダメだと思うけどさ。
個人が人としてつきあう事になんで警察や行政が口出ししてくんのさ?暴力団を孤立化させたって、アングラ化したりカルト化したりと、ろくな事がないと思うのは僕だけ?利用するだけしておいて、用がなくなったらポイ捨てなんて、どっちがヤクザなんだか。
おしまい。

※この文章は個人の意見を個人の責任において書いたものであり、私が所属する団体・組織とは一切関係ございません。