紫だちたる雲の細くたなびきたる blog

春はあけぼの(をかし)

VineLinux3.1と格闘してみる

 2ヶ月ほど前に、apt(DebianVineLinuxで採用されているパッケージ管理システム)でVineLinux2.6r4をVineLinux3.1にアップデートしたら、X(Unix系OSのGUI環境)は起動しなくなる、emacsUnix系OSでよく使われる高機能エディタ)も起動しなくなると、まあ大変なことになっていた。
 んで、とりあえずCUIWindowsで言えばコマンドプロンプトだけの状態)で動かせるから、そうしていたんだけど、やっぱりGUIでグイグイ動かしたい・・・(マシンがしょぼい(CPU MMXPentium166MHz メモリ64MB)だからグイグイとは動かないが)と思い、雑誌の付録CD-ROMでVineLinux3.1をアップグレードインストールした。
 なんとかインストールは完了し、GUIで動いた・・・あれ?ネットワークに繋がらないぞ?・・・ん?フロッピーが読めないぞ。CD−ROMも読めないぞ?!
ぐはっ!これじゃ使い物になら〜んっ!
 そういえば起動画面でいろいろとワーニングが・・・「kernelのバージョンが違うからファイルが見つからないよ」って色々出てた・・。そうか!VineLinux3.1ではkernel-2.4.27系。僕の環境だと、VineをHDDの先頭から8GBより後ろにインストールしちゃったから普通のブートローダーじゃ起動できなくて起動ディスクに頼ってたんだった(パソコンのBIOSが古いからっていうのもあるかも)。起動ディスクのkernelのイメージファイルがVineLinux2.7r4のだったからうまく動いてなかったんだ!さっそく起動ディスクを作る・・・ってフロッピー読み込めないんじゃん!!
 ふっ、このマシンはトリプルブートだぜ!ってんでFedoraCore1を起動。(ちなみにあと2つはVineLinux3.1とRedhatLinux9ね)無理矢理VineLinux3.1のHDD領域をマウント。/bootディレクトリから無理矢理kernelのイメージをコピーしてくる。VineLinuxの起動ディスクをマウントし、フロッピーディスク上のkernelのイメージを上書き。そしてフロッピーを差し込んだまま再起動してみる。おぉ!立ち上がった!!ネットワークも繋がった!!!
このマシンにはnautilusは重いけど、まあよしとしよう。さっそくブラウザMozillaを起動・・・あれ?起動しない!!
仕方がないなぁ。以前ダウンロードしていたFirefoxをインストールして・・・こっちも起動しない!!どうなってんの?うーん、rootにsu!んでもって起動!お?動いた!!ど、どういうこと?
 というわけでとりあえずブラウザはrootユーザーで起動することに・・・。いちいちコンソールからコマンドで起動しなきゃいけないのが面倒くさい。っていうかrootで動いてるからセキュリティ的に危ないったらありゃしない。さっさと設定変えないとやばいよな〜、これ。
(ちなみにこの文章はWin98から書き込んでます。上記の理由でなるべくLinuxのブラウザは使わないようにしてます。)
今はaptでいろいろなパッケージをインストール中。HTMLエディタのbluefishとか結構使えそう。