紫だちたる雲の細くたなびきたる blog

春はあけぼの(をかし)

父の最期

今朝、父の最期を看取った。静脈溜が破れ出血があったためにひどく苦しんだ。父の兄弟が全員駆け付けた時点で血圧を上げる点滴を止めた。そうしないと出血が止まらずいくら延命しても余計に苦しめてしまうだろうからだ。
父に対しては感謝の気持ちと懺悔の気持ちで一杯である。
血圧が下がるにつれ、出血も少なくなり、同時に父も弱ってきた。家族は必死で呼び掛ける。
点滴を止めたのが0時すぎ、それから5時間近くになる頃、徐々に弱まっていた父の呼吸が止まった。最期は安らかな死だった。2004年9月9日午前4時52分だった。
父の冥福を祈る