紫だちたる雲の細くたなびきたる blog

春はあけぼの(をかし)

品川から3時間15分歩いたよ

いつかやってみたかったのよ。家まで歩いて帰る荒技。
所長が震災の時に品川から東大まで歩いたからさー、
密かにライバル心燃やしてたの。

見事に昨日から1kg近く落とすことに成功。ご褒美のアイス食べてます。
今日の晩ご飯はこれからです。パンとサラダとヘルシアスパークリング。しんどい思いをすると真面目にダイエットしようという気になるね。さすがに二度とやりたくないわ、3時間15分。
新大阪から東田辺まで歩いたときよりしんどい・・・。

ウォーキングをまた始めた

会社を変わってから、通勤の自転車にすら乗らなくなって、だいぶ太っただろうなあと、体重計に乗ってみたら、あわわあわわ。
こりゃやばいってんで、1日1時間のウォーキング再開です。
目標は、結婚までに70gkgを下回りたいです。
だいたい1ヶ月1kg減らせばいいんだから、楽勝だと思いたいんだけどねぇ・・・。
グラフも昨日から再開してます。体重が、まさに「これはひどい」状態です。体脂肪も似たようなもんですけど。

プロジェクトオイラー第一問

久しぶりにプログラミングの話題。

「1000未満の全ての自然数のうち、3の倍数と5の倍数のものを加算せよ」
を、なんの工夫もなしにPythonRubyで一行プログラミングしてみませう。

Python

print reduce(lambda x, y: x + y, filter(lambda x: x % 3 == 0 or x % 5 == 0, xrange(1, 1000)))

Ruby

puts (1..999).select{|x| x % 3 == 0 or x % 5 == 0}.inject{|x, y| x + y}

ふむ。PythonのreduceメソッドにあたるのがRubyではinjectメソッドになるのか。Pythonのlambda式はかなりの確率でRubyのブロック構文に直すことができると。ふむふむ。

追記

Rubyもinjectの別名でreduceメソッドを持っているそうです。つまり次のコードも動作します。

puts (1..999).select{|x| x % 3 == 0 or x % 5 == 0}.reduce{|x, y| x + y}

NHKの報道(2011年10月17日あさイチ)

僕も出社前に見ていたが、いい放送だった。全国のいくつかの家でご飯から一週間サンプルをとってその値がどうだったかを放送した。福島でもご飯から一週間サンプルをとった。福島はいわきの一般家庭と須賀川の農家の計2軒だった。
結果、ほとんどの場所で、週に1〜2回数ベクレル検出された程度だった。福島の一般家庭では1ベクレルも検出されなかった。
で、番組の結論としては、「サンプルをとった家ではその一週間は何か対応が必要というレベルではなかった」「あくまでサンプリングなので全てがそうだというわけではない」「継続的に監視していく必要がある」つまり「あまりビクビクする必要はないですよ」「ただ監視は続ける必要があります」という結論だ。
いわゆる「正しく怖がりましょう」という結論。
その後、暫定基準の話題になり、ベラルーシ(だったはず)の暫定基準が紹介された。さらに現地の専門家のインタビューがあり、「ベラルーシでは暫定基準を下げるのに6年かかった。日本はもっと除洗を早めて早く暫定基準の引き下げをすべき」と言っていた。

で。
この番組の内容が中部大学の武田邦彦教授にかかるとこんな内容に変わる。
http://takedanet.com/2011/10/20111017_a8aa.html

番組の内容は福島と福島以外のいくつかのご家庭を選び、そこで1週間にわたって食べた食材のベクレル(汚染度)を測定して放送するというもので、放送の結論としては、1)福島の家庭がもっとも食材の汚染がすくなかった、2)気にすると被曝して気にしないと被曝しない、というものでした。

ひとっ言もそんな結論言ってないし。

たとえば、3年A組の平均身長が160センチ、3年B組が165センチとします。でも、A組でも背の高い人は180センチあり、B組でも背の低い人は150センチの人もいます。だから、A組から一人だけ、B組から一人だけを選んで写真を示し、「B組は背が低い」と言ったのとおなじなのが今回のNHKの「あさイチ」です。

その例えに乗っかっていうなら、ちゃんと「今回はサンプルとして150cmの人を選びました。全てのB組の人が低いというわけではありません」と番組内で断っていたし。

福島の家庭には汚染されていないものを、遠く離れたところのものは福島のものを食べさせたのか、あるいは九州の原発から放射性物質が漏れていると言いたかったのかと考えられます。

どこにもそんな文言出てこなかったし。その福島の作物に対する差別的な言い方はどうなのよ。むしろ(福島を含む)日本中どこにいてもセシウムは出るんだという結論でしょ?

もし、放送があったように福島の野菜から放射性物質が検出されず、汚染されていない地域から検出されたなら、慎重に調べなければなりませんので放送できないはずです。

まず、汚染されていない地域から放射性物質が検出された、なんて一言もいってない。日本中どこにいても、一週間の食事の中で東北南部や関東北部の農畜産物、太平洋の水産物が混じるのは当たり前だと思うのだが。福島県産を避けていたご家庭だって、どこ産かわからない食材は食べているはずだし(加工品は原則的に産地が表示されないし)。
あさイチ」の取材はかなり入念だと思う。発言も「安全デマ」の方向に偏らないようにかなり気を遣っているように僕は思った。

私もNHKに出たことがあるのですが、放送の前後にかなり厳しく事実関係を調べ、論理の整合性をあたります。もちろん、この番組もしているでしょうから、意図的であることが判ります。

番組が全然意図していない内容を武田氏が番組から汲み取っておられるので仕方がない。
調査した→放射性物質が少ないデータが出た→あくまでサンプルだと断ってこれが全てではないと明示しよう→じゃあ整合性あってるね→放送してOKのGOサイン
だったんだろうと僕は思うが・・・

さらに、「気にしていると被曝する」と指定ましたが、このようなことを放送するのはきわめて悪質です。たとえば、台風報道、インフルエンザ報道など危険が迫ってくる場合、「注意すること」が被害を減らすことにつながるからです。これからNHKは台風報道にさいして、「注意しない方が安全です」と言わなければなりません。

誤字はっけーん。「指定ました」ってなにー?(重箱の隅つつきはやめい、自分!)
それはともかく、「気にしていると被曝する」という、中身の決めつけ(でっちあげ)をしたあげく、「これからNHKは台風報道にさいして、「注意しない方が安全です」と言わなければなりません。」などと的外れな指摘。以前の記事で

ネットの多くが前向きな議論になれば、日本は明るく、発展性のある社会になると思います

(http://takedanet.com/2011/10/post_c410.html 「科学的な間違いに振り回されないように(2) 人格攻撃と信頼性」より引用)
とおっしゃっていた人の発言とは思えない。自分の意見と違う放送に対しては後ろ向きな発言でもいいということですか?僕はこの放送はかなり前向きな放送だと思ったのですが。

この放送はまったくひどい放送で、なんの参考にもなりません。NHKが故意に子供に被曝をさせようとしているとしか解釈のしようがありません。

僕はその言葉をそのまま武田教授にお返ししたい。「このエントリはまったくひどいエントリで、なんの参考にもなりません。武田教授が故意に大衆をミスリードしているとしか解釈のしようがありません。」

・・・あーあ、ついに特定の個人のエントリのdisりをやってしまった。あんまりにもあんまりだったので、ついやってしまった。武田教授の放射線に関連したエントリは本当にミスリードだらけで、大学中退のど素人である僕でも「いやその計算おかしいよ」「なんで国民一人あたりに換算するのさ」などとツッコミどころが満載なのだが、今回の事実をねじ曲げるかのようなミスリード(しかもはてブを見る限りでは肯定的なブクマばかりだったし)には、我慢ができなかった。ツイッターには連携するけど、Facebook連携は実名だから今回は見合わせよう・・・。正直言って、こんなことしている自分が恥ずかしい。いや、ツイッターのフォロワーさんにも結構な数で僕の実名ご存じな方がいらっしゃいますけどね。ただ、本当に我慢ならなかった。

あさイチ」の震災関連の報道は、早くから避難所を報道したりと現地目線の報道が多かったし、おおむね僕は好意的に見ている。今朝(10/19)みたいに夫婦のSEX特集を朝っぱらからやってくれたりとなかなかの爆発力を秘めている番組だと思う。最近は通勤時間が昔より10分程度延びたから見ることができていないが、「産直日本」のコーナーの篠山輝信さんのハイテンションなレポートとかも楽しくて好きだ。
そんな良質(だと僕が思っている)番組をDisられたのが僕は我慢ならなかったんだ。

【追記】
Twitterにも思いっきり実名さらしてるやんか・・・アホやなー俺・・・orz

暴力団排除条例の違和感

今日、会社で「暴力団排除条例」の掲示をみた。

最初の3つ、つまりは暴力団と取引してはいけないってのはわかるが、「暴力団と交際しない=>暴力団関係者とつきあうな」ってのには同意できない。
たとえば、暴力団員を親に持つ子供がいたとする。その子供と自分の子供が友達になったとする。当然親同士のつきあいが発生する。
それもダメなの?
それとも「○○ちゃんは親が暴力団だからつきあっちゃいけません」とでも言えと?
それってイジメの元じゃない?親の職業で子供が差別されるのではないかい?それは許されない事だと思う。
自分から積極的に暴力団関係者とおつきあいしようとは思わないけど、たとえば、危ないところを助けてもらった、とか、親切にしてもらった、とか、そういう行為に対してお礼をしたり、それがきっかけで人としておつきあいする分には何がいけないというのだろうか?
利益供与とか口利きで誰かを追い出したりとか脅したりとか、そういうのはもちろんダメだと思うけどさ。
個人が人としてつきあう事になんで警察や行政が口出ししてくんのさ?暴力団を孤立化させたって、アングラ化したりカルト化したりと、ろくな事がないと思うのは僕だけ?利用するだけしておいて、用がなくなったらポイ捨てなんて、どっちがヤクザなんだか。
おしまい。

※この文章は個人の意見を個人の責任において書いたものであり、私が所属する団体・組織とは一切関係ございません。